注文住宅の設計にあたって知っておくべきこととは
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土地の制約に注意しよう
注文住宅は何でも自分の好きなように設計できると思われがちですが、実際には法律上の様々な制約が存在します。中でも注意が必要なのが土地に設けられている建築制限で、典型的なものとしては建蔽率や容積率があります。
このうち、建蔽率というのは、敷地面積に占める建坪面積の割合を示す比率で、例えば建蔽率が50パーセントの40坪の土地の上には、建坪20坪を超える住宅は建てられないということになります。これよりも広い家を建てようとしても建築許可が出ないため、建蔽率は注文住宅を建てるに際しては必ず守らなければなりません。また、敷地面積に占める延べ床面積の比率を示す容積率についても同様のことが言え、例えば容積率が100パーセントの40坪の土地上に延べ床面積が50坪になる家を建てるのは不可能なのです。
生活に必要な広さを見極めよう
注文住宅を建てる人の中には、なるべく広い家が良いと考える方が少なくありませんが、設計にあたっては必要以上に広さを求めないようにした方が良いかもしれません。というのも、必要以上に広い家にしてしまうと、注文住宅のコストは広さに比例するため、建築費用が高くなりますし、住み始めてから意外に掃除が面倒という事態にも陥りかねないのです。そういった状況を避けるためには、自分の家族が快適に生活するために必要な広さを正しく理解し、それと同じくらいの広さになるように設計段階から意識する必要があるのです。例えば、両親と子供2人の4人家族であれば、延べ床面積が30坪から40坪程度あれば普通は十分でしょう。
神奈川の注文住宅は温暖湿潤気候に合わせ、調湿機能の高い木造家屋や、内装を漆喰や無垢材にした住宅が人気です。