北海道への移住を考えている方々は要チェック!賃貸物件の特徴

風土に適した設備が充実
北海道は、例年11月下旬から3月上旬まで、雪が降り積り、気温が急激に低くなりやすいです。大半の賃貸物件は寒冷地仕様の住宅設備を採用しています。エアコンの他、床暖房や浴室暖房機などを完備しているケースは少なくありません。壁に保温効果を有する資材が用いられていて、冬季に快適に過ごせるように創意工夫がなされています。尚、地域によっては、暖房器具としてエアコンを使用する機会が少なく、ストーブが多用されています。そのため、新居を探している最中、エアコンが備わっていない物件を目にすることもあるでしょう。因みに、冬季の北海道では、気候の関係で洗濯物を屋外に干すことがほとんどありません。バルコニーやベランダの利用価値が少ないです。このような地域事情から、バルコニーなどの屋外設備が付いていない物件は多々あります。
家賃相場と更新料について
北海道は、賃貸物件を扱う不動産会社が数多く競合しているエリアです。各会社において、空き室率の低下が課題となっています。不動産会社の競争が激化している主要都市では、比較的リーズナブルな賃料の物件を探しやすいでしょう。2020年3月時点、札幌市中央区の家賃相場が道内で最も高く、約4万5500円です。札幌市の中でも、南区・厚別区・白石区は賃料が安く、3万4000円~3万6600円となっています。公共交通機関にアクセスしやすい好立地条件でも、お手頃価格で住むチャンスがあるのではないでしょうか。また、長年にわたって入居してくれる顧客を確保するため、更新料を設定していない物件が少なくありません。北海道で生まれ育った住民の中に「更新料は掛からない」という考え方が定着していることも一因しているようです。
江別の賃貸物件は、間取りが2LDKで家賃相場がおよそ5.8万円です。この地域は、札幌市街地から近いということもあり、家賃相場は同程度の価格を推移しています。